葛飾平和のつどい
毎年8月1日に執り行われる葛飾平和のつどいに
新婦人も会員の皆さんから寄せられた折り鶴を持って参加します。集いの中で昨年は、会員で被爆体験をお持ちの富田さんのお話をな迄聞くことが出来ました。 お話を伺う中で『再び核兵器を使う事があってはならない』と思いを新たにしました。
食糧自給率をあげるには どうする?!
講師:鈴木 宣弘 氏
東京大学大学院農学生命科学研究所
特任教授
「世界で最初に飢えるのは日本「農業破滅など著書多数」
2024年7月28日(日)
午後13時30分から16:00
青戸地区センター 4Fホール
「食料自給率」について冒頭で「現在公表されている食料自給率は38
%と言われているが、種や肥料の自給率の低さを考慮すると10%あるかないか!海外からの物量が停止したら世界でもっとも餓死者が出る国との試算がある」と大変ショッキングな内容でスタート。国内生産を増強しないとならないが、逆に国内農業は生産コストが倍増でも農産物の価格が上がらず、廃業が激増しかねない!その理由としては米国の影響が大きく、言いなりの政策になって、農水予算削減しか見えない(見ようとしない)財政政策が本質。国を守るなどの理由をつけて、米国言いなりの国防予算43兆円で「戦争する国」に変貌させようとしている政治。国を守るという事は国民を守る事。爆弾で死ぬ前に餓死してしまう!
なんと もってのほか!
声を大きくして叫び、行動を起こしましょう。まずは、国産の野菜・米・肉を消費
して、産直や共同組合等で援農、それを広げていく事、学校給食で安全・安心な
食材を提供させること。
これからも学んで行きましょう
参加者の感想をご紹介します。
「くらしと農業」学習会 感想
〇日本の農家の平均年齢の高さ以上に減らされる予
算に驚きました。本当に米国に逆らえない流れが日本の子どもたちの未来を侵してしまう事とわかっていながら突き進んでいる。これが理解できない自分もいます。でも子どもたちをまもるためには動いていかなければと思いました。
〇農業問題で先生のお名前とお顔は古くから存じてい
ました。先生のご出身が農家で小さい頃から、家のお手伝いをしていたのが私自身も農家なので連帯感を感じました。
〇知らない事が多かったのでとても良かったです。
〇農家は過保護だと思っていました。○〇御殿とか・・
すごい豪邸を建てていると思っていましたので、勉強になりました。
〇衝撃的なお話でした。農家から米や野菜を直接買っている大切さが分かりました。若い頃は、日本の肉や野菜を買っていたが、今は外国の肉や野菜が増えていてつい買ってしまう。
〇「安全保障」国民の命を守るのは軍事だけではなく、先ず、食料政策であることを再確認しました。
消費者としての意志表示も大切であるということも講演後の質疑を通して思いました。
〇国民が事実を学びしっかりとしないと孫の世代は温暖化等も含めて、生き抜くのは困難になってしまう。世代の責任として、生きているうちに道筋をつけておきたい。
〇平時はまだいいですが、戦争がおきた、石油が入らない時、農地のない東京では生きられない、それが心配です。今の農家さんを下支えをしたいです。
〇農家の方の大変な事が良くわかり自給自足の大変さもわかります。私の近所では若い農家の人ががんばって直売をしているので今後も少しでも協力していきたいと思います。
〇子どもの小さい頃には食材が気になったりしていましたが、本日はまた思い出し、これから気にかけて生活し、買い求めて生きていきたいと思いました。
〇食料の自給率を上げないようにする「構図」が良く分かった。子ども達が皆食べる給食が食を見直す大切なきっかけになるとの話に元気がでました。少しでも動いていきたいです。
〇教育問題に大変重要な問題を投げかけている講演でした。
2024・3・17 みんな 歌う会を行いました
ピアノ 榎本桂子
アコーディオン 角田陽子
おしゃれな おやつを頂き、楽しい歌声の会でした!
2024年1月27日号新婦人新聞に掲載されました。
「のび~る」の言葉に思わず目が止まりました。
安曇野市に転居されて、30年に近い年月が過ぎました。
お元気でいらっしゃるご様子が新婦人新聞から伝わってきます。日本全国どこにいても、新婦人で繋がっていることが嬉しいです。
金町にお住いの会員さんの作品が新婦人しんぶんに掲載されました。
「葛飾区花都みどりのはがき」コンクールに入選された会員さんの作品です。
95歳になられた会員さんからの作品です。
2023年12月
介護の学習会を行いました。場所はお花茶屋図書館。堀切白鳥地域の新婦人の会員さんが集まって、真剣に学習しました。
2023年12月 高砂地域で着付け教室を行いました。
80歳になる会員さんが講師です。会費は特に定めていません。関心のある方は新婦人事務所までお問合せ下さい。
春になったら、着物を着て街を歩くのが夢です。
♪ 春よ 来い ♪ 早く来い
この作品を作られた方は、長い間、保育園の園長先生をされていました。愛情あふれる作品を沢山作られています。
2024年のお正月は、能登半島地方の大地震、羽田空港の飛行機事故と波乱の幕開けとなりました。とりわけ、被災された方々へのお見舞い申し上げます。少しでも早い日常が戻りますように。
そして、ロシアとウクライナ、ガザ地方での戦闘状況も見通しがないままです。
戦争が起こったらどうする?ではなくて、戦争しないようにするにはどうする?
みんなで考えていきましょう。
今年もよろしくお願い致します。
被爆者お見舞い行動に参加して
12月24日(日)、毎年暮れに行われている葛飾原水協と葛友会(被爆被害者団体)による『被爆者お見舞い行動』に平和部の松本、上杉が参加しました。訪問対象者のうち、この日は6名の方について二班に分かれて訪問しました。
初めて参加した松本さんは、
「被爆者の方々が長い間大変な思いをされていることは、手記等で読ませていただいたことがありました。今回の訪問で、当時3歳だった方は被爆されたことを長い間人に話さずに生活してこられたこと、いろいろな病気をされ医療費も高額で大変だったこと、被爆から59年たって1年間都庁に通いようやく手帳を交付されたと見せて下さいました。原爆の恐ろしさ、そして核兵器の廃絶を改めて思いました。」
何回か参加している上杉も今回初めてお会いする方たちがおり、一緒に訪問された葛友会の方と同郷の方は、ふるさとの話で盛り上がりお元気な様子でしたが、もう何年もふるさとに帰っていないと寂しい本音ものぞきました。
また別な方は、「あの日死んだか、生きたかで今がある」と話され自分の生き方について真剣に考えておられました。
実験的意味合いもあった原爆投下は、ようやく生き延びた方も、あの時のトラウマと病気の恐怖とのたたかいが続きました。もう自分たちと同じような思いをすることは絶対にあってはならないとの被爆者の思いにそって核廃絶をめざす運動を続けていきたいと思います。 (上杉美佐子)
東京母親大会・第56回町田母親大会に参加して
みつばち班 小野寺 初枝
本当に久々の東京母親大会でした。この日は暑いくらいの陽気でした。入口で友人に会え、ラッキーでした。小さな分科会は先着順とのことなので、早い出発でした。30人の部屋です。
『「ここからカルタ」で性教育』というタイトルに惹かれました。和光市は先駆的な性教育を実践しているところです。助言者は清野真澄さん(和光鶴川小学校の養護教諭)包括的性教育って何?ということについて説明があり、その後リーダーが「ここからカルタ」を使って参加者と話し合いをしていきました。リーダーは鶴川小学校で性教育のサークルに入り学習しているお母さん達です。歴史があるようです。カルタは、こころ・からだ・性のだいじで「ここからカルタ」です。5歳から学べる健康教材でアマゾンでも購入できるそうです。カルタの裏に、話しあう内容が書いてあり、グループで意見を出し合います。パスもOkです。
例えば、そ:その人だけのだいじな場所<プライベートパーツ>話しあう内容プライベートパーツってどこにある?という具合です。私のグループは、元先生、大学生の息子を持つ母親、子育ては一応卒業した母親の4人、それぞれいろいろな意見が出てなるほどと考えさせられました。
鶴川小学校では、全学年に「こころとからだ」の教育をするが、授業は担任が行う
そうです。清野先生と打ち合わせをして、保護者には前もって授業の内容を伝え、
終わってからは細かい資料をお渡しする。小学2年生は誕生を扱うので近くの多摩
動物園のサル山を見に行くのが目的とか。子供たちは3回交尾を見たとか感想をい
い、サルは交尾、人間は性交というと教えるそうです。6年間かけて教え、保護者とは教材も協力して作成していくそうです。今年から学習指導要領に「いのちの安全教育」という内容が入ってきたそうです。今が性教育を進めていくチャンスということでした。
家庭では、家の中に絵本を置いておく、他の絵本と同じように。
参考図書:ポップコーン天使(思春期用) おうち性教育をはじめます(大人用)
ジェンダー問題がクローズアップされている中、とてもだいじな取り組みだと思い
ました。このような学校が全国に広がるように、このような企画をしてくださった
町田母親連絡会に感謝です。
全体会も西東京朝鮮第二幼初中級学校のみなさんの民族舞踊でした。文化の交流は何よりも平和の架け橋になると心にしみた母親大会でした。
第68回 日本母親大会in山口
柴又班 山浦澄子
日本母親大会in山口に行ってきました。
「あらたな戦前に抗する―小さな幸せを支える尊厳がおびやかされない社会めざして―」と室蘭工業大学大学院教授の清水愛砂さんが講演しました。『イスラエルとハマスの戦闘の即時停戦を』『ガザ地区の人道支援』『日本政府は停戦の外交努力を全力で』と特別決議をしました。
2日目の分科会では 1人ひとりが行き届いた教育を―教育費・学校統廃合―に出席。私は柴又小、東柴又小の統廃合問題や子どもたちの学校プールがなくなる連絡会を作って運動をしている事また学校給食の無償化は東京では葛飾区が初めてとの報告をし、水泳指導が企業の儲け事業になっているなど発言しました。
学校統廃合の問題は教職員と地域の人たちと学びつながり、立ち上がろう。
和光大学の山本由美さんの「すでに教育論ではない 国が進める学校統廃合」の記事が新婦人しんぶん12月2日付けに載っています。
色々なつながりで交流もでき帰ってきました。するとオスプレイの事故のニュースにビックリでした。
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住所 葛飾区青戸
3-29-12
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